過去の自分をしつけるなら
子供の頃の自分を今の自分がしつけるなら、何をするだろうか?
私が「インテリ気取り」と呼ぶタイプの人々は、知識を教えようとするだろう。やれ、どこの大学へ合格するために、という具合である。
しかし私は、過去の自分に対して、もう少し倫理性を教育したいわけである。
いじめや暴力や悪口はしてはいけないとか、そういった最低限のこともそうだし、「自分自身を賢いと思うな」「軽率な発言はするな」といった聖書的知恵もそうだ。
親を信用できない子供は、能力で優劣をつける世界観を持っているのだろう。つまり「親よりも優れた能力者が世界にはいる」という考え方である。
しかしもし将来の自分が、自らの失敗を元に道徳性を教えてきたらどうだろうか?その時、親のことよりも信用してくれるのだろうか?
もちろん、罪悪感の感じ方は遺伝的資質もあるかもしれないが、それを乗り越えるために教育というものがあるのである。