Love and Mathを読むまで、私は応用数学に興味が合ったのではあるが、純粋数学は知らなかった。

「数学をつなぐ」というと、応用数学的には、「情報理論とゲーム理論をつなぐ」とか「グラフ理論と確率論をつなぐ」というものが思い浮かぶ。

ところが純粋数学は違う。「ガロア表現と保型形式をつなぐ」ということになるのである。

たぶん、私が応用数学的にイメージしたものは、フレンケル氏の言うところの「ペンキ塗り」的であるつまらないものだろう。

驚くべきつながり、というのは、もっと芸術的、ゴッホ的なものであるということが本にはあった。

この部分で、自分にはまだまだ純粋数学的センスはないのだと思った。なんというか、自分はお金に目がくらんでブラックショールズ方程式を考えているタイプだったのだ。

宇宙の真理を見つけたい、というのであれば、もっと純粋数学に興味を持ってもいいのだろうな。