価格決定の方法論
私は最近、ある種の立場の経済理論を頻繁にインターネットで見かける。
要約すると、インフレと成長は一緒に起こるため、政府支出を意図的に増やすことで物価を高めれば賃金も上がる、といった理論である。
そもそも新古典派経済学にとっての価格決定は、市場原理によって決定されるものだ。
もし増税や国債発行などを通じて、市場ではなく政府が価格決定をしたら副作用はないのだろうか。
思うに、実質賃金は上がらず、インフレは制御不能に陥り、増税は世論が許さない状況になるだろう。
インフレ圧力を生み出すのは簡単だが、デフレ圧力を生み出すのは難しいのではないだろうか。
「良いデフレは存在しない」と言われるが、本当だろうか?